マイナス金利と相続税対策

相続税が増税されたと聞き、何とかしなければと本を読めば賃貸用不動産を建てれば相続税対策になると書いてある。日銀のマイナス金利政策の影響で銀行融資の金利は過去最低水準、聞けば借金も相続税対策になるとか。消費税だって次こそ上がるに違いない。 「金利の低い今のうちに融資を受けて、賃貸用不動産を建設して相続税対策をしないと損をしてしまう!」そんな風に考えてしまう気持ちもよく分かります。 しかし...

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現場検証 ~ライバル分析~

自社の業績がこの先どうなっていくのか? そして、ライバルと目する企業がどのような業績なのか? 経営者であれば気に掛けるのは当然です。 自社の業績がこの先どうなっていくのか?という点については、経営計画を継続的に立ててみるというのが一つの方法です。 しかし、5年後の経営計画が、5年後に実際に達成できていることなど稀ですし、その計画通りに進めたが故に、違う結果が待っているということ...

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知ってますよね?税理士は皆さんの幸せなんか願っていませんよ!

『この先生、お客様の幸せなんて考えてないな!』と強烈に思った出来事がありましたので、この機に話をさせていただきます。 先日、付き合いのある社長さんから電話が入りました。 いつもは軽快な調子で話をされる社長ですが、今回は声のトーンも低く重々しい内容であることは直ぐに感じとることができました。 私 「社長、どうされました?何かありましたか?」 社長「先日ご相談させていただいた、...

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現場検証 ~金融機関との関係~

皆さまとメインバンクとのお付き合いの深度はどの程度でしょうか? 最近、私どもがお客様から相談を受ける金融機関の話と言えば「金利」がほとんど。 「この金利で融資を打診されたのだが、どうだろうか?」 「他社はどの程度の金利で融資を受けている?」 「他行と競合させればもっと金利は下がるだろうか?」 今年はマイナス金利の影響もありますが、金融機関から出てくる話は「借りてください」一辺...

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夏は終わっても生産性向上設備はまだまだ熱い!

もう夏も終わりを迎えていますが、この7月より中小企業経営を支援する第二弾の施策が始まっていたことをご存じでしょうか? それが『中小企業等経営強化法』です。 アベノミクスの成否はともかくとして、安倍首相の「アベノミクスを一層加速させなければならない!」のフレーズのとおり、さらなる中小企業の設備投資を加速支援する制度です。 アベノミ...

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現場検証 ~成果を達成するための指標の管理~

皆さま、KPIをご存知でしょうか? Key Performance Indiecatorの略で、『重要業績評価指標』という意味になります。 バランスト・スコアカード等で用いられるので、ご存知の方もいらっしゃるかと思われます。また、KPIで検索するとWEBサイトの解析のための説明が多いので、WEBのお仕事をされている方にとってはお馴染の指標でしょうか。 ...

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内部留保はなぜ必要なのか?

答えはもちろん1つではありません。色々と言い方はあるでしょう。 しかし、私はこの問いに対する明確な答えの1つを次のように考えています。 「何か問題が起きた時に、お金で解決できるようにしておくため。」 こういう書き方をすると、少々いやらしい感じもしますが、非常に重要なことです。 企業経営を行っていれば、経営者...

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現場検証 ~計画の共有~

前回、仮説データの検証というテーマの中で、経営計画に触れた箇所がありました。 そして、売上高は比較的読みやすいお客様でしたので、過去の実績データとヒアリング内容から、 向こう一年分の月別の予想変動損益計算書を作成しました。 ちなみに、このようなものを経営計画として用いる中小企業も多いですが、これ...

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合法的利益調整

「事前確定届出給与」 名称までは覚えていなくても、多くの経営者がその存在を知り、必要に応じて活用している、ごく一般的な税制。 当社の顧問先様については、かなりの方が利用されていますので、そんな風に思っていましたが、顧問先様以外のご相談対応をさせていただいていると、まだまだ驚くほど知られていないことが分かります。 ...

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現場検証 ~仮説データによる検証~

企業における経常利益の源泉は粗利益にあるといっても過言ではありません。 従いまして、粗利益の最大化が最重要ということはご存じのとおり。 粗利益の最大化のためには、売上高を上げるというアプローチと、粗利益率を上げるというアプローチに分かれます。もちろん、両方を同時に上げるというのが理想ですが、大企業並みのスケールメリットを活かさない限り、売上高を上げると同時に粗利益率を上げるというのは、...

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遂に出た!税務署お墨付きの民間による暦年贈与サービス登場

みなさんは『連年贈与』という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 財産を贈与した場合には贈与税が課税されますが、一定の金額までの贈与については税金をかからないようにしています。 それを『基礎控除』といい、その金額は一年間で110万円です。 この110万円の基礎控除は、全ての国民に平等に与えられており、その年に贈与を...

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中小企業の稼ぐ力とは?

今年も中小企業白書が公表されておりますが、これを目にされる方も少ないと思われますので、ここで少し取り上げたいと思います。 ざっくりとした内容は下記のとおり。  1.現状分析   我が国経済の動向   中小企業・小規模事業者の動向   中小企業の生産性...

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税法≠実務=信頼関係

税法では認められていないにも関わらず、実務(税務調査)では問題になることがない。 もちろん、そんなことは本来あって良いわけはありません。しかし、実はそんなに珍しいことではありません。 例えば個人事業者の必要経費。自宅を仕事場としている場合、自宅の水道光熱費のうち、何割かを経費として計上することは、ごく当たり前のように行われています。 ...

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舛添前都知事と中小企業のタックスプランニング

ひと悶着ある中で、サッと辞めてしまわれた舛添前都知事。 最後はお金に汚い政治家として退場させられました。 「会計責任者に任せていたから…」というのは、舛添さんだけではなく政治家の決まり文句です。領収書等を会計責任者に直接渡していたのであれば、ご本人に意図があったことは間違いありません。 しかし、舛添さんの一連の報道を見ていると、どうしても頭に浮かんでしまうのが、「東京都が民間企業であ...

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『相続対策』を口にする人は安易に信用しないでください

相続税の最高税率が上がり、基礎控除が引き下げになってから1年半が過ぎ、経営者や資産家の中には相続税の心配をされている方が多くいらっしゃいます。 そんな方々の不安につけ込んだ出来事が私の周りで散見されていますので警鐘を鳴らすためにお話いたします。 私が被害と認識している事案での加害者は次のとおりです。 ・開発会社・建設会社 ・銀行 ・生命保険会社 ・税理士・コンサルタント 最初...

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改めて考えてみる。自計化なのか、外注なのか。

基本的には結論が出ている問題です。 自計化(会計ソフトへの自社での入力)が望ましいと…。 ただし、いつも付きまとうのは費用対効果の問題です。 自計化は分かるのだけれども、新たに経理担当者を雇ってまで行うことなのか? あるいは、経理担当者が会計ソフトに入力する時間があるのであれば、他の仕事を手伝って欲しいと思うのはおかしいことなのか? そのような流れで、経営者自ら会計ソフトに取...

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勤めてなくても退職金!?

以前、このメルマガで社会保険料削減案として企業型の「確定拠出型年金制度」をご紹介させていただきました。企業型の確定拠出型年金は中小企業においてネックの退職金制度の導入と社会保険料の削減に効果を発揮することは以前お伝えした通りです。 さて、この確定拠出型年金制度、ご存知のように個人型もあるのですが、先月5月24日に個人型確定拠出型年金の対象者を来年から大幅に増やす改正法が国会で成立したことはご...

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マイナス金利のため、生命保険契約はお早めに?

今年の1月、マイナス金利が導入され、4月以降、一時払い終身保険の販売停止が起こるとお伝えさせていただいたのが3月。 一時払い終身保険は利回りが良いため、保険機能よりも貯蓄機能として利用されることが多い商品でした。 しかし、一時払い終身保険を法人で契約することは少ないため、法人においては関係のない話でした。 ところが、週刊東洋経済(2016.4.23)に以下のような記事が出ていまし...

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ここがわからなきゃ裁判に勝ってもそのお金回収できませんよ!

先日、お客様から「(売上)代金が回収できないんだけど何かよい方法はありますか?」とご相談をいただきました。 20代の頃の私は『内容証明郵便』や『少額訴訟』、『支払督促』といった裁判所の手続きをご案内していました。 これらの手続きを行った結果、支払いを受けられたお客様がいらっしゃったことは今思えばとても幸運なことであったと思います。 これらの手続きをされることに慣れていない相手...

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中小企業でも陥りやすい縦割りの弊害

縦割りの弊害と聞けば、皆さまも十分ご理解されていると思われます。 一般的にはお役所をイメージされるのではないでしょうか。 ただし、どんなに小さな組織でも縦割りが起こる可能性はありますし、少人数の中小企業も例外ではありません。具体的には、職能別、活動拠点別、事業部別などのセクションが該当します。 社員数の増加に伴って、自然とそのような形になるのは当然のこと。 そして、各社員の役割...

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