もしも、ウーロン茶税が施行されたら・・・

税制改正において、大衆の視点から注目されていたのが、自動車税の動向です。 税率の引き下げなどで減税路線にはなったものの、結局、廃止には至らず、自動車業界からは批判が噴出しています。 “モノ”に対する税を見渡すと、自動車税は“買い手”が払う税金であり、たばこ税や酒税は“売り手”が払う税金です。 しかし、『払う』=『負担する』という図式が成り立たないことは、ご理解いただけるでしょうか...

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武器としての○×思考

実学にも「知識・判断・行動」という三段階が存在します。 実学の世界では、知識を持っていても、それがなんらかの判断につながらない のであれば、その知識にあまり価値はありません。そして、判断につながったと しても、最終的な行動に落としこめないのであれば、やはりその判断にも価値は ないのです。 知識・判断・行動の3つがセットになって、はじめて価値が出てきます。 瀧本哲史『武器としての...

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留保と必然

『中小企業のパーフェクト会計実践セミナー』(平成23年11月28.29日開催)を 3日後に控え、資料の作成が終わり、ひと息ついたところで、この原稿を 書いています。 私は、前座話で1時間ほど『望遠鏡とレントゲン写真』という話をさせて いただきます。当日は、私の話が本にできる可能性もあるので、出版社の 編集者なども参加します。 『望遠鏡とレントゲン写真』というタイトルを見ると、一...

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タイガー・ウッズと、フォレスト・ガンプを探せ

反TPP論者に対する反論として、経済学者がよく用いる理論が『比較優位』の原理です。 『比較優位』とは、デービッド・リカードが1817年に提唱した理論で、経済学者グレゴリー・マンキューの言葉を引用するならば次のようになります。 タイガー・ウッズは2時間で芝刈りをすませられるが、同じ2時間をナイキのテレビコマーシャルの撮影に使えば1万ドルを稼ぐことができる。 一方、隣に住むフ...

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ABC会計

私の新著『実学 中小企業の”パーフェクト会計”』では、3つの章がカットされています。 カットされたのは、すべて応用編で、かなり内容的に難しいものが含まれていました。 私としては、本だけではわからないにしても、網羅性を重視して入れておきたい内容でしたが、それが叶いませんでした。 そのカットされた内容の一つが、「ABC会計」です。 世の中には、「ABC会計」の本がいろいろ出版されていま...

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本当に来てしまうとは・・

1998年、ドラッカーは次のように言いました。 会計システム上の問題は単純である。 会計システムは、どれだけの収入があるかはつかんでいる。 どれだけの支出があるかもつかんでいる。 どこへ支出しているかさえもわかる。 しかし、支出と成果を結びつけることができない。   また、次のようにも言っています。 あらゆる企業が、組織が会計システムに基づいて意思決定を行...

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特需の角度

次のグラフをご覧ください。 家計調査・商業販売統計、つまりは月別推移の消費動向を表したものです。 赤いラインの直前に消費指数は伸び、ラインを跨いだ途端に急激に下がっています。 今度は別のグラフをご覧ください。車・家電・旅行の販売推移です。 グラフの推移は上と同様で、赤いラインの直前で伸び、ラインを跨いで急激に下がっています。 (参考文献:1997年度の金融及び...

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インセンティブと、シートベルト法と、会計

経済学において、人々の行動とインセンティブとの皮肉な関係を説明する際によく用いられるのが、60年代にアメリカで制定されたシートベルト法の話です。 今では考えられませんが、50年前の車には、シートベルトがほとんど搭載されていませんでした。 その後、自動車の安全性に関する消費者運動をきっかけに、アメリカ連邦議会は、全ての自動車にシートベルトの搭載を義務付ける法律を制定しました。 『これで...

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実学 中小企業の“パーフェクト会計”

久しぶりに本が出ます。 タイトルは、『実学 中小企業の“パーフェクト会計”』 価格は、少し高めで、3360円。 非常に、ボリュームのある本です。 辞書的にも使っていただけるようにしたためです。 この本は、2005年に書き始め、後書きは2008年に 書き終えました。 書くのに丸々3年かかった本です。 そして、それからが大変でした。 ゲラチェックには、通常の本の何倍もかか...

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くら寿司の顧客サービス

大阪に本部を構える回転ずしチェーン“くら寿司(株式会社くらコーポレーション)”。 東証一部に上場した2005年には345億円だった売上高が、2010年には707億円(利益額50億円)へ。 公開数字を見る限りは、『急成長の企業』と言っていいのではないでしょうか。 ビジネス誌等でも何度か紹介されているため、ご存知の方も多いと思いますが、くら寿司では次のような顧客サービスを行っています。 ...

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震災後の在庫の考え方

在庫は少なく! これが経営の鉄則でした。 しかし、震災によってこの鉄則が揺らいでいるのは皆さんもご存じの通り。 在庫を極端に圧縮し、その都度仕入れるという効率性を重視してきた結果、「売るものがない」、「作れない」という状況に陥りました。 また、“仕入先を集中して、調達コストを下げる”という、もう一つの鉄則も状況の悪化に拍車を掛けています。 5月は上場企業の3月決算の発表が...

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半年後・・の景色

東北地方の巨大地震の発生から一ヶ月以上が経ちました。 その影響は被災地は当然として、被災地以外にも広がっています。 政府系金融機関を中心に、中小企業の資金繰りの手当のバックアップは されていますが、被災地が優先されるため、資金繰りに苦しむところもある ようです。 阪神・淡路大震災の際には、被災地以外の企業では、1年を待たずに 売上げが回復したところが多かったようですが、現時点では、...

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私は、あなたの奴隷ではない

「俺は、親父の奴隷じゃない!」 これは、顧問先のご子息が私に訴えた言葉です。 お酒の力もあってのことでしょう、いつもよりもすこし感情的でした。 その方の会社は、父親である社長で二代目となる典型的な中小企業です。 社長さんは、すでに還暦を向かえられており、専務取締役であるご子息に事業を承継することを考えておられました。 ある日のこと、社長さんが「先生、黄金株は(事業継承...

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「税務訴訟」してみますか?

武富士の親族が贈与税の裁判で逆転勝訴、利息等含め2000億円還付! 保険金の二重課税について主婦が勝訴、数十年来の二重課税が解消! 最近、このように納税者が税務の訴訟を行い、国と争って勝訴するといった記事を多く目にするようになってきました。 もともと司法は行政から独立しているはずなので当然と言えば当然なのですが、これまでの裁判ではどちらかというと国が行った課税処分をくつがえす判決を出...

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名目GDPが3位に転落ですって

「名目GDP 日本、中国に抜かれる!」 以前からニュースにはなっていましたが、改めて3位確定と先月発表がありました。 “経済規模で”42年間、世界第2位だったそうです。 どの報道を見ても論調が冷静で、 「当然のことですよね。だってあれだけ人口が多いですもの・・・」 そして、行きつく先は、 「一人あたりGDPでは、日本の方がまだ10倍大きい!」 しかも、日本の一人あたり...

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現実を歪める

林原グループが破綻しました。 「バイオ企業の雄」 「岡山の大地主」 と言われたグループの実態は、 架空の決算書で銀行を信用させ、 約1300億円もの借入残高を抱える 問題企業でしかありませんでした。 1883年に創業した同社は、 元々は、水飴事業を営む企業でしたが、 4代目社長になった林原健氏の社長就任で、バイオ企画を展開。 食品の甘味料に欠かせない「トレハロース」...

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これは誰に頼むべきか?

とうとう中国から、「会計事務所」が進出してきます。 中国国内第3位の会計事務所「信永中和」が、日本での会計監査の拠点と して、国内事務所を設立しました。 この春から中国企業の日本子会社の会計監査や日本企業のM&A、対中投 資の支援などを行うようですが、これら中国関係の業務は、これまで大手の監査 法人や中国に強いコンサルティング会社などが担ってきましたので、今回の進出はひとまず彼らにと...

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4月1日は運命の分かれ道

相続税の課税対象者を増やしたい・・・。 民主党による「富の再配分」の旗印のもとに、とうとう相続税にも大幅にメスが入りました。 相続税の課税対象となる人は、年間に亡くなった方のうち約4%。 今回の税制改正でこの数字が6%程度に増やされることになりそうです。 相続税の計算は、亡くなった方の「相続財産」が「基礎控除」という一定の控除額を超えた部分に課税されます。 今回の税制改正大綱では...

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次の環境適応

先週、フォレスト出版に 『もう古い!会社にお金が残らない本当の理由』的な本をやらないか・・とメールをしました。 そして、数分後に返事。 「ぜひ、やりましょう」 本能的に、メールを送ってしまいましたが、 出版社の反応を見て、私は少し後悔しました。 とにかく、今年は、昨年以上に忙しい状況で、 年明けから、忙しさに恐怖を感じているというのに、 自分で仕事を増やしているのですか...

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役員報酬の決め方、公開します

というセミナーがこれです。 『攻略!“新税制”セミナー 役員報酬最適シミュレーションソフトで完全対策!!』 【このセミナーは終了しました。】 “税制”、なんて難しい名前を付けてしまいましたが、内容は難しくありません。 このセミナーでお伝えしたい事はたった一つです。 それは、これからの時代の『役員報酬の決め方』。 当社としても、このセミナーの開催を急遽2月2日に設定しまし...

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