銀行がダメ出しをしてきました!

多くの経営者が経営の現場で経験されていることと思いますが、ビジネスモデルによっては、売上が増加することによって資金が不足するということがおこります。 そのことに気付かずに経営を続けていると、事業は拡大しているにもかかわらず、最悪、資金ショートを招いて黒字倒産してしまうことがあります。 先日もある経営者の方が銀行から経営計画の見直しを求められ、当社に相談に来られました。 銀行が指摘...

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中小企業承継事業再生計画

『エルスバーグのパラドックス(※)』と呼ばれる有名な実験は次の通りです。 条件の違うボックスが、次のように2つ用意されており、中には赤と黒のボールが合計で100個入っています。赤のボールを引いたら当たり、賞金は1億円です。 ●ボックスA 赤のボールが50個、黒のボールが50個、合計100個。 ●ボックスB 赤と黒のボールで構成させており、同じく合計100個。 しかし...

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会計でもっと仕事が楽しくなる方法

今年も早いもので5ヵ月が過ぎようとしていますが、 私は9月が待ち遠しくて仕方がありません。 それは、9月が弊社の損益分岐点だからです。 つまり、9月以降の売上は全てが『利益』となるのです。 そう思うと俄然やる気が出てきます。 厳密に言えば原価(変動費)がありますので売上げのすべてが利益ということはありませんが、税理士事務所の原価などたかが知れていますので、私は『売上=利益』と...

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得意は不得意のはじまり

意外なことですが、会計が得意な人がいる会社の経理が、 時代遅れになることがよくあります。 売上げ数十億円以上の地方の中堅企業などは、多くの会社がそういう状態です。 しっかりした経営担当が居る。 そして、老舗の税理士事務所が顧問をしている。 こんなケースでよく起こることです。 そして、意外にも、経理担当者が経理の素人のような小規模企業の方が経理は進んでいます。 ...

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税理士がイヤ

時々、あまり縁のないところで話をすることがあります。 いつもの場とは、雰囲気が違うので戸惑いもありますが、自分の知らない世界との遭遇は楽しいところもあります。 最近、そんなノリで行ったのが、法人会の婦人部。 法人会は税務署の外郭団体らしいのですが、何をやっているのかよくわかりません。 ここも天下り先の一つなのでしょう。 地域の主立った会社は、だいたい会員で、会報誌なども発...

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意外と盲点

「取引先が倒産した!」 って聞くと、冷や汗をかきますよね? さて、企業倒産の分岐点と言われていた3月から4月に切り替わりました。 そして、このテーマで書こうとしていた矢先の事です。 「山田さん、印刷業者が倒産しました!」 取引先の倒産という場合、まず考えるのは貸し倒れでしょう。 今の時期、債権管理の重要性は、ここ数年とは比較になりません。 “B to B”ビジネスの企業様...

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保険による節税

ある日、セミナーに参加していた経営者が、不安そうに質問をしてきました。 「実は、昨年、税理士の薦めでガン保険に節税目的で入ったのだけど・・」 彼が、このような質問をした理由は、私がある保険代理店の人と節税保険の問題をいろいろと話していたからでした。 細かい数字は、忘れましたが、10年後の退職を想定してガン保険に加入。すでに2年分で600万円の掛け金を払った・・というような感じでし...

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ボーナストラック

アルバムの末尾に収録されているアレ、ボーナストラック。 リミックスやデモバージョン、未発表曲、などが主流でしょうか。 コアなファンへの訴求力になることもありますが、基本的にはハズレが多いもの・・・、というか、そもそも誰も期待すらしていません。 稀に、リミキサーのクレジットからワクワクすることもありますが、結局ダメで、期待した自分を「そもそもボーナスなのだから・・・」と、戒める・・・。...

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あいつが帰ってきました・・・

17年振りに帰ってきました。 「欠損金の繰戻し還付制度」 これは当期に赤字(欠損金)が出た場合に、前期に納めた税金の一部または全部を還付請求することができる制度です。 適用対象となる法人は、資本金1億円以下の法人で、今年の2月決算法人から適用が可能となりました。 これによって景気後退による赤字決算の補填も少しはできるようになります。 ところが、この制度はひとつ大きな問題を抱え...

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私を雇って税理士クビにしませんか?

今年も確定申告の季節がやってきました。 昨日は恒例となった無料納税相談の当番日で、私は申告書作成の相談にあたりました。 ここ2、3年の間に相談会場の様子は一変しました。 以前は会議用の折りたたみ机がいくつも並べられ、みんな申告書に手書きさせられたものですが、最近ではすべての机の上にパソコンが設置されており、一人に一人、一般人の臨時職員(昨年はバイトの学生もいた)がついてパソコンの操作...

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専門家に相談する・・

一部のメディアが報道しているように、税理士業界も絡めた大型倒産が発生しました。 【帝国データバンク倒産情報より一部抜粋】 11月14日に債権者から東京地裁に破産を申し立てられた(株)信和総合リース(資本金3000万円、千代田区神田錦町3-15、代表庄子興氏、従業員3名)の負債額が判明した。 当社は2000年(平成12年)7月、京都市で(株)信和の商号で設立され、2...

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【トヨタの大赤字】と【不況期の固定費】

すごく不思議に感じませんでしたか? 日本企業の象徴たるトヨタが、大赤字になるという事に・・・。 前年2008年3月期は、過去最高の売上高及び利益を達成していました。 今年はというと、2009年3月期の予想連結売上高21兆円、営業利益△4,500億円(2月6日発表資料)。 同じく連結売上高21兆円だった2006年3月期、その営業利益は1兆8千億円です。 この差は、一体何を意味す...

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セルフ・デュー・デリジェンス

履歴書も見ずに、面接もせずに人を採用する会社はありません。 試聴もせずに、ジャケ買いしたレコードがハズレだったとしても、それは自分の責任です。 企業買収等において、相手先企業に対して事前に行う調査を『デュー・デリジェンス』、略してデューデリと言います。直訳は『当然行うべき努力』。 相手から渡された決算書を信じて企業買収を決断、ふたを開けてみたら決算書は粉飾だらけだった、なんてこ...

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チェンジ!

ついに、オバマ大統領が就任しました! 代名詞ともなった「Yes, We Can!」の掛け声に大きな期待を寄せて、アメリカ国民のみならず、世界中が見守っています。 オバマ大統領が真っ先に求められているのは、紛れもなく経済対策。 作家の塩野七生さんは、著書の中でこのように言っています。 「現代日本の混迷はなぜ起こったか。 ~中略~ 結局のところ、戦後の急速な経済成長にあったと見る...

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現実を並べる

『創造力がはたらく人は、知識・情報蓄積の多い人。センスよりも大事。』 年初の弊社会議で岡本が言いました。 『バンドを組んだばかりの10代の頃、さまざまなバンドの好きな楽曲を10曲並べて、好きな部分だけを切り取り、ツギハギにしてオリジナル曲を作ったものだ。』 レディオヘッドのフロントマン、トム・ヨークが言ったことを思い出しました。 急速な景気悪化に伴い、貧富の差はより厳しくなって...

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会社が静止する日

当社では毎年元旦に岡本より新年度の『経営方針』が届けられます。わざわざ元旦にです。 受け取る私の気分としては『ミッションインポッシブル』 わざわざ元旦に見たくないのでそっと机の上において置きました(笑) 世界は今、『100年に1度』の経済危機を迎え、物価が下落しても需要が拡大をしない『デフレスパイラル』の恐怖が日を追うごとに現実味を帯びてきました。 そこで現在国会で...

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【中小企業版オレオレ詐欺と企業版ババ抜き】

不況になると活動が活発になる“中小企業版オレオレ詐欺”、いわゆる“取り込み詐欺”の動きが目立ってきました。 ここ数年、90年代中頃の取り込み詐欺ブームの経験がない農家を中心に、静かに21世紀のブームがはじまっていました。 不況前から静かに動いていたのは、彼ら詐欺師に、不況の匂いをかぎ取る力があるからでしょうか? 確かに、彼らの方はいつも行動を続けているだけで、受注が減った企...

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勘違いしていませんか?

私の妻は税理士ですが、以前に彼女とこんな会話をしたことがありました。 妻 「50歳には辞めようね」 私 「そうだね、まぁ許されても55歳かな?」 今からこんな話をしていいものか・・・ 二回にわたってオーナー会社における事業承継をテーマに話をしてきました。 前回に引き続き今回も特殊な株式を利用した事業承継の手法についてお話いたします。 おそらく皆さんは最近...

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【困難な時期】と【状況判断】

先日、当社のWEBサイトの下記文章をご覧になって、ご連絡をいただいた方がいらっしゃいます。 「最も困難な創業時を乗り切るためには、やはり経営計画の立案は絶対です。 それも、創業初年度のみならず、その後の5年間も含めた、6ヵ年の経営計画を立案していただきます。 そこまでやって、軌道に乗らないのであれば、早急に見切りをつけるべきです。 必ず次の機会があるのですから。」 この方はおっし...

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あなたの株が突然消える日

先日、またまた妻と映画を見に行きました。 今度は『容疑者Xの献身』 どうやら妻は福山雅治のファンでもあるらしい・・・ さて、前回はわれわれ中小企業の経営に潜む、少数株主の脅威についてお話いたしました。 その上で、株式は『分散から集中』へと変わるべきだと言わせていただきました。 そこで、いったん分散させてしまった株式を集めるために用いることができる株式が『全部取得条項付...

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